◆監修・編集責任者
B2B EC-COLUMN
この記事のポイント
- Web受発注システムを導入する効果は、注文処理・誤り・記録・データ連携・発注の自由度・データ活用の6つの観点で整理できます。効果の大きさは自社の取引構造によって変わります。
- 2026年1月施行の取適法など、受発注の電子化に関わる制度の動きを一次情報にもとづいて解説します。
- 効果が出る条件と出にくい条件を先に示したうえで、自社の効果を見積もる手順を渡します。
目次
Web受発注システムとは、取引を構造化データとして記録する仕組みである
Web受発注システムとは、企業間の注文・出荷・請求のやり取りをWeb上で行い、取引の内容を構造化されたデータとして記録する仕組みを指します。本記事ではこの意味で用います。導入メリットは6つです。①手作業がなくなる②誤りが減る③記録が制度の形で残る④データが次工程へ渡る⑤取引先が時間に縛られず発注できる⑥受注データを分析に使える、の6つです。ただし効果の大きさは、取引先数・注文頻度・品目数といった取引構造によって決まります。
受注側・発注側・双方向という立場の違い
Web受発注システムは、誰の立場で使うかによって役割が変わります。受注側(売り手)の軸は届いた注文をどう効率よく処理するかであり、発注側(買い手)の軸は複数の仕入先への発注をどう管理するかです。双方向で使う場合は、両方の要件を同時に満たす必要があります。
電話・FAX・メール・Excelとの違いは「データになるか」
電話・FAX・メールは、注文の内容が「文字や音声として届く」段階にとどまります。届いた後に必要になるのが、人が読み替えてシステムへ入力する工程です。Web受発注システムでは、注文の入力そのものが発生時点で構造化されたデータになるため、この読み替えの工程が生まれません。
メリットの源泉はここにある
以降で解説する6つのメリットは、すべて「取引が発生時点でデータとして記録される」という1点から派生します。効率化・誤りの減少・記録性・データ活用は、いずれも原因ではなく結果です。この記事では、原因から結果へという順序でメリットを整理します。
先に確認:メリットの大きさは取引の構造で決まる
Web受発注システムのメリットは、取引先数・注文頻度・品目数・価格条件の複雑さといった取引構造によって大きさが変わります。効果を語る前に、この前提を先に共有します。
効果が大きく出やすい条件
取引先数が多い、注文頻度が高い、品目数が多い、取引先ごとに価格条件が異なる。こうした取引ほど、導入時の手作業と誤りの減少幅は大きくなりやすい傾向があります。手作業で処理する組み合わせの数そのものが多いためです。
効果が出にくい条件
反対に効果の絶対量が小さくなる条件もあります。取引先が少数で注文内容が定型的な場合、すでにEDI(Electronic Data Interchange、企業間の商取引データを電子的にやり取りする仕組み)で接続済みの場合です。月あたりの注文件数がわずかな場合も同様です。
導入を検討する際は、こうした条件も含めて自社の状況を確認する必要があります。
一律の削減率は存在しない
検索上位の解説記事の多くは「業務時間が◯%減る」といった削減率を示していますが、その出典は確認できませんでした。取引構造が企業ごとに異なる以上、一律の削減率を示すこと自体が実態に合いません。本記事では削減率を示さず、後述の「自社の導入メリットを見積もる手順」で自社の数値を入れて見積もる方法を渡します。比較の観点から選定軸を整理したい場合は、受発注システムの比較記事も参考になるはずです。
Web受発注システムを導入する6つのメリット
Web受発注システムの導入で得られるメリットを6つに整理します。それぞれ「何が変わるか」「源泉」「影響する条件」「裏づけ」を対応させて示します。
【全体表】6つのメリット
| メリット | 何が変わるか | 源泉 | 影響する条件 |
|---|---|---|---|
| 1. 注文処理の手作業がなくなる | 受け取り・転記・確認の3工程が消える | 入力そのものが発生時点でデータになる | 注文頻度・品目数が多い |
| 2. 転記・聞き取りによる誤りが減る | 人が読み替える箇所が減る | 同上 | 取引先ごとに条件が複雑 |
| 3. 取引の記録が制度の求める形で残る | 発注内容の明示が記録として残る | 交付・保存が電磁的に行える | 取適法の対象取引*2 |
| 4. 在庫・出荷・請求へデータが渡る | 次工程への転記が不要になる | 構造化データだから連携できる | 基幹システムと連携している |
| 5. 取引先が時間に縛られず発注できる | 営業時間・在席に依存しない | Webで常時アクセスできる | 取引先がクラウド利用に慣れている*3 |
| 6. 受注データを分析に使える | 集計・比較ができる形で溜まる | 構造化データとして蓄積される | 分析目的が事前に決まっている |
メリット1:注文処理の手作業がなくなる
電話は受け手の時間を拘束し、FAX・メールで必要になるのは人が読んで入力する工程です。Web受発注システムでは、受け取り・転記・確認という3つの工程そのものが発生しません。注文頻度が高く品目数が多い取引ほど、この効果は大きくなります。
メリット2:転記・聞き取りによる誤りが減る
誤りは、人が情報を読み替える箇所で生まれます。電話での聞き間違い、FAXの手書き文字の読み違い、メールの転記漏れは、いずれもこの読み替えが原因です。Web受発注システムは読み替えの箇所を減らす仕組みであり、「ミスがなくなる」わけではありません。例外的な発注や取引先からの問い合わせへの対応は引き続き人の手作業として残ります。
メリット3:取引の記録が制度の求める形で残る
「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(略称:中小受託取引適正化法、通称:取適法)は、公正取引委員会が公布した法律です*2。公布は令和7年5月23日、施行は令和8年(2026年)1月1日です*2。発注者が受注者に対して委託内容を明示することを定めており、明示は書面または電磁的方法による交付で行うとされています*2。
Web受発注システムで受発注すると、この明示に相当する記録が電子データとして自然に残ります。なお、取引の記録という点で関係する制度がもう一つあります。それが電子取引データの保存です。対象書類や保存要件はここでは扱わず、確認すべき論点として位置づけるにとどめます。
メリット4:在庫・出荷・請求へデータが渡る
構造化されたデータであるからこそ、受注情報は在庫・出荷・請求という次の工程へそのまま渡せます。データ連携の標準規格には実例があります。その代表例が、流通BMS協議会(流通システム標準普及推進協議会)の策定する消費財流通業界の標準仕様、流通BMS(EDI標準仕様)です。基本形Ver2.2.2は2025年7月15日に訂正版として公開されました*4。
決済分野では、全国銀行資金決済ネットワークが提供するZEDI(全銀EDIシステム)があります。従来は固定長電文で20桁までに制限されていた情報量を、ZEDIはXML形式によって拡張しています*5。請求領域でこの役割を担うのが、Japan Peppol Authorityとして活動するデジタル庁です。国際標準Peppolをベースにした、日本のデジタルインボイス標準仕様JP PINTを管理しています*6。
基幹システムとの連携方式そのものの設計は範囲が広いため、別記事で扱っています。取引の記録・データの取り扱いを安全に運用する観点は、セキュリティ対策の記事も参考になります。
メリット5:取引先が時間に縛られず発注できる
Web受発注システムは、担当者の営業時間や在席状況に関わらず利用できます。2024年時点で、全社または一部の部門でクラウドサービスを利用している企業は80.6%です*3。出典は総務省「令和7年版情報通信白書」(令和6年通信利用動向調査、令和7年5月30日公表)です*3。
Webで業務システムを使うこと自体は、取引先にとってすでに珍しいものではない前提が整いつつあります。
現状の受発注のやり取りにかかる時間や誤りの手戻りを、自社の数字で確かめるには、無料相談で要件を整理するのが近道です。
メリット6:受注データを分析に使える
紙とExcelによる管理では、いつ・どの取引先から・何が発注されたかを後から集計するのが難しくなります。構造化データとして蓄積されたWeb受発注システムの記録は、取引先別・品目別に集計できる形で残るため、受注状況の把握や在庫計画の材料として利用できます。
立場によってメリットは違う — 受注側・発注側・取引先
Web受発注システムのメリットは、受注側企業・発注側企業・取引先という3つの立場でそれぞれ異なる形で表れます。
【比較表】立場別の主なメリット
| 立場 | 主なメリット | 具体的な変化 |
|---|---|---|
| 受注側企業 | 処理量・誤りの削減 | 受注状況の可視化、問い合わせ対応の減少 |
| 発注側企業 | 発注内容の明示と記録 | 承認フローの整理、価格・在庫のリアルタイム確認 |
| 取引先 | 発注の自由度 | 営業時間に縛られない発注、発注履歴の自己確認 |
受注側(注文を受ける側)
受注側企業では、処理量と誤りの削減に加え、受注状況が可視化されることで、電話・FAXでの問い合わせ対応そのものが減ります。担当者が個別に状況を口頭で説明する場面が減ることが、実務上の負担軽減につながります。
発注側(注文を出す側)
発注側企業では、発注内容の明示と記録が仕組みとして残るほか、社内の承認フローをシステム上で管理できます。価格や在庫の確認を発注前に自分で行えるようになる点も変化の一つです。
取引先にとってのメリットを言葉にできるか
Web受発注システムは、導入企業側の効率化だけでなく、取引先にとっての利便性も同時に成立させる必要があります。取引先が「発注する側として何が楽になるのか」を言葉にできなければ、実際には使ってもらえません。定着に向けた具体的な進め方は本記事の範囲を超えるため扱いませんが、その前提となる「メリットが成立する条件」を整理するのが次章です。
メリットの裏側:導入前に理解しておく4つのこと
ここまで解説したメリットには、いずれも成立するための前提があります。導入前に理解しておくべき4つの点を整理します。
取引先が使わなければ効果は出ない
メリット1〜6のすべては、取引先が実際にWeb受発注システムを使って発注することを前提にしています。一部の取引先だけが従来どおり電話・FAXで発注を続ける場合、その分の効果は生まれません。
商習慣を再現できないと、結局は電話・メールに戻る
取引先別の単価、掛売・締め支払いの条件、ロット・入数は、いずれもBtoB特有の商習慣です。これらをシステム上で再現できないと例外処理が増え、結局は電話・メールでの確認に戻ってしまいます。要件を整理する段階でこの点を確認しておく必要があります。
基幹システムとつながらないと、転記が別の場所に移るだけになる
Web受発注システムと基幹システムが連携していない場合、受注データを基幹システムへ手入力する作業自体は残ります。転記の作業が社内の別の場所に移動するだけで、業務全体としての手作業は減りません。
運用の設計と教育の手間は残る
Web受発注システムを導入すれば自動的にすべてが解決するわけではありません。運用ルールの設計や、社内・取引先向けの操作説明といった手間は、導入後も一定期間残ります。
電話・FAX・メール・Excelと何が変わるか
「Web受発注システムとは」の章では「データになるかどうか」という違いの要点だけを示しました。ここでは受注手段ごとに、記録の残り方・誤りの生まれる箇所・次工程への渡り方を分解して比較します。
【対比表】受注手段ごとの違い
| 受注手段 | 記録の残り方 | 誤りの生まれる箇所 | 次工程への渡り方 |
|---|---|---|---|
| 電話 | 記録が残らない、または担当者のメモに依存 | 聞き間違い、聞き漏らし | 人が手入力する |
| FAX | 紙として残るが検索性が低い | 手書き文字の読み違い | 人が読んで入力する |
| メール | 文面として残るが定型化されていない | 転記漏れ、読み飛ばし | 人が読んで入力する |
| Excel共有 | ファイル単位に記録が分散する | 上書き・版のずれ | 人が集計・転記する |
| Web受発注システム | 発生時点で構造化データとして記録 | 入力時点の確認漏れのみに縮小 | データとして自動的に渡る |
FAX・メールは「届く」が「データにならない」
FAX・メールは注文内容が相手に届く点では機能しますが、届いた時点では文字・画像であり、システムが扱えるデータの形にはなっていません。人が読んで入力するという工程が、届いた後に必要になります。
Excelの共有は記録が分散する
Excelファイルでの受発注管理は、ファイルごとに記録が分散し、誰が最新版を持っているかが分かりにくくなります。上書きや版のずれによる誤りは、電話・FAXとは別の種類のリスクです。Excelから移行する際の実務的な進め方は、本記事の範囲を超えるため扱いません。
制度から見た導入メリット(2026年の変化)
Web受発注システムの記録性は、2026年の制度動向とも方向性が一致しています。ここでは制度側の事実を確認します。
取適法(中小受託取引適正化法)
正式名称は「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」です。略称は中小受託取引適正化法、通称は取適法といいます。公正取引委員会が令和7年5月23日に公布し、令和8年(2026年)1月1日に施行されます*2。
発注内容の明示は書面または電磁的方法による交付で行う
取適法では、発注者が受注者に対して委託内容を明示することが定められています。その明示は書面または電磁的方法による交付で行うとされています*2。
受発注のやり取りそのものが、この明示義務の対象領域に含まれるという位置づけです。Web受発注システムによる受発注は、電磁的方法による記録という制度の方向性と整合します。
電子取引データの保存という制度の存在
取引の記録という観点で関係するもう一つの制度が、電子取引データの保存です。本記事では制度名への言及にとどめ、対象書類や保存要件、義務の詳細には立ち入りません。自社の対応範囲は、制度の原典や専門家への確認を通じて判断する必要があります。
「システムを入れれば法令対応が完了する」わけではない
Web受発注システムを導入すること自体が、取適法や電子取引データの保存に自動的に対応することを意味するわけではありません。明示義務の対象範囲や保存要件は取引の内容によって異なるため、確認すべき論点として捉える必要があります。
自社の導入メリットを見積もる手順
一律の削減率が存在しない以上、効果は自社の数値を入れて見積もる必要があります。以下の手順で試算します。
自社の導入メリットを見積もる手順(順位根拠:着手順序)
- 受注手段別の件数を1か月分数えます。電話・FAX・メール・Excelそれぞれで何件処理しているかを把握します。
- 1件あたりの処理工程を書き出します。受け取り・確認・入力・照合など、どこで何をしているかを分解します。
- 誤り・問い合わせの発生件数を数えます。聞き間違いや転記漏れがどの工程で何件発生しているかを記録します。
- 電子化できる割合を取引先の層ごとに置きます。すべての取引先が同時に移行できるとは限らないため、層で分けて見積もります。
- 電子化後も残る手作業を見積もります。例外処理や取引先対応は完全にはなくならないことを前提にします。
- 導入後に効果を確認する指標を決めます。電子受注比率、問い合わせ件数、受注から出荷までの日数などが候補になります。
【試算シートの雛形】
| 受注手段 | 月間件数 | 1件あたり工程 | 電子化できる見込み | 残る手作業 |
|---|---|---|---|---|
| 電話 | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) |
| FAX | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) |
| メール | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) |
| Excel | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) | (自社の数値を記入) |
導入後に効果を確認する指標の置き方
導入後の効果を確認する指標は、電子受注比率、問い合わせ件数、受注から出荷までの日数です。本記事ではこれらの指標に対する目安の数値は示しません。一次情報で裏づけられる基準が存在しないため、自社の実測値を基準として置く必要があります。費用面の検討は、別記事の費用相場の解説を参照してください。
よくある誤解を3つ正す
誤解1:導入すれば人手が要らなくなる
Web受発注システムの導入で減るのは、注文の受け取り・転記・確認という定型的な工程です。例外処理や取引先からの個別対応は、導入後も人の手作業として残ります。手作業の対象が変わるのであって、手作業自体がなくなるわけではありません。
誤解2:取引先に負担をかけることになる
導入は発注側の負担増としてだけ語られがちですが、立場別のメリットを整理した章で見たとおり、取引先側にも発注の自由度という変化があります。取引先にとってのメリットを言葉にできるかどうかが、負担感の受け止められ方を左右します。
誤解3:まず全取引先を移さないと効果が出ない
取引先を層で分けて段階的に移行する考え方もあります。すべての取引先を同時に移行する必要はなく、電子化しやすい層から着手し、効果を確認しながら範囲を広げる進め方が現実的です。導入の具体的な進め方は、別記事の6工程の解説を参照してください。
まとめ:メリットの源泉は「取引が発生時点でデータになること」
本稿では、Web受発注システムの導入メリットを6つに整理して解説しました。要点は3つに集約できます。第一に、メリットの源泉は取引が発生時点で構造化データとして記録されることにあり、効率化・誤りの減少・記録性・データ活用はいずれもその派生です。第二に、効果の大きさは取引先数・注文頻度・品目数といった取引構造で決まり、一律の削減率は存在しません。第三に、メリットが実際に出るかどうかは、取引先が使ってくれるかと、自社の商習慣を再現できるかにかかっています。
効果を自社の数字で確かめたい場合は、前述の手順で試算したうえで検討を進めることをおすすめします。比べ方の判断軸は受発注システムの比較記事を、始め方は導入の進め方の記事を参照してください。
ご不明な点はお問い合わせフォームからもご連絡いただけます。
よくある質問
Web受発注システムを導入すると受注処理はどれくらい減りますか。
一律の数値ではお答えできません。効果の大きさは取引先数・注文頻度・品目数といった自社の取引構造で決まるためです。本記事で示した「自社の導入メリットを見積もる手順」を使い、自社の月間件数と工程を数えることで、削減できる範囲を見積もれます。
取引先が使ってくれない場合、メリットはなくなりますか。
その取引先分のメリットは生まれません。メリット1〜6はいずれも取引先が実際にWeb受発注システムで発注することを前提にしているためです。取引先が使い続けやすいよう、商習慣を再現できるかどうかを導入前に確認する必要があります。
Web受発注システムとBtoB ECサイトは何が違いますか。
明確な線引きはなく、重なる部分の大きい概念です。本記事では、企業間の注文・出荷・請求のやり取りをWeb上で行い、取引を構造化データとして記録する仕組み全般をWeb受発注システムと呼んでいます。型による違いを詳しく比べたい場合は、受発注システムの比較記事を参照してください。
導入すれば取適法や電子取引データの保存に対応できますか。
導入だけで対応が完了するとは言えません。取適法の明示義務は書面または電磁的方法による交付と定められており、Web受発注システムの記録はこの方向性と整合しますが、明示義務の対象範囲や保存要件は取引内容によって異なります。自社の対応範囲は、制度の原典や専門家への確認を通じて判断すべき論点です。
効果が出たかどうかは何で確認すればよいですか。
電子受注比率、問い合わせ件数、受注から出荷までの日数といった指標で確認します。導入前に自社の現状値を記録しておき、導入後の値と比較することで、効果の有無を自社の実測にもとづいて判断できます。
- *2 出典:公正取引委員会「中小受託取引適正化法(製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律)」(公布:令和7年5月23日/施行:令和8年1月1日)
- *3 出典:総務省「令和7年版 情報通信白書 図Ⅰ-1-1-12 クラウドサービスの利用状況の割合」(令和7年、出典調査:令和6年通信利用動向調査、令和7年5月30日公表)
- *4 出典:一般社団法人流通システム標準普及推進協議会・一般財団法人流通システム開発センター「流通BMS(EDI標準仕様)基本形Ver2.2.2」(2025年7月15日訂正版)
- *5 出典:全国銀行資金決済ネットワーク「全銀EDIシステム(ZEDI)」
- *6 出典:デジタル庁「デジタルインボイス(電子インボイス)/JP PINT」(最終更新:2026年6月8日)
画像の出典元
- ノートパソコンとメモ帳、コーヒーカップが置かれた木製の机/Photo by Andrew Neel on Unsplash
- 発注のイメージ/Photo by Vitaly Gariev on Unsplash
- 導入のイメージ/Photo by ThisisEngineering on Unsplash
- 受注のイメージ/Photo by Lucas on Unsplash
- 取引先のイメージ/Photo by Ambre Estève on Unsplash
- 見積のイメージ/Photo by maks_d on Unsplash