前回、「EC-RiderB2B」の外部システム連携について、
「“EC-RiderB2B”の外部システム連携①~在庫連携編~」
「“EC-RiderB2B”の外部システム連携②~決済編~」
「“EC-RiderB2B”の外部システム連携③~宅配便連携編~」 をご紹介してきました。
今回は、大きな倉庫や複数の倉庫を抱えている企業様の課題でもある『ピッキングの効率化』『在庫管理の効率化』を実現するために“倉庫管理システム(以下WMSという)連携”についてご紹介させていただきます!
釈迦に説法ですが、WMSとは“Warehouse Management System”の略で物流センター内・倉庫内の一連の作業、具体的には入荷・在庫・流通加工・帳票類の発行・出荷・棚卸などを効率化し、一元的に管理するソフトウェア「倉庫管理システム」のことです。無線ハンディターミナルを使用したバーコード管理により、ピッキングの効率化・リアルタイムでの在庫管理を実現することができます。
「EC-RiderB2B」は日立物流ソフトウェア様の「ONEsLOGI/WMS」 を標準サポートしております。
標準以外でもWMS側に連携する口があれば、どんなWMSでもカスタマイズにて連携が可能です!
それでは、実際に「どのようなカスタマイズをし、何を実現させたのか。」という読者の皆さまの疑問に導入事例を基に紹介します。
【導入事例:フリュー株式会社様 カラーコンタクトを販売するBtoB ECサイト】
<ご要望>
1.取扱商品がカラーコンタクトであり、薬機法(※1)に則った運営が必要となる為、その要件を叶えたい
2.カラーコンタクトの外箱では、ブランドや色、度数の見分けが難しいだけでなく、ロット番号と消費期限を読取り、記録・保管する必要がある為、ピッキングミス防止・ピッキングの効率化を目的にハンディターミナルを採用したい
※1.カラーコンタクトは高度医療管理機器のため、薬機法に定める製品および試験に関する記録、その他の製造所の管理に関する記録を作成し、3年間(又は、有効期間+1年のうち長い期間)そのデータを保管することが求められる
<カスタマイズポイント>
①WMSとの連携
・商品データ、入荷情報(在庫)、注文情報、出荷情報(商品のデータおよび配送伝票番号を含む)の連携
②薬機法で必要な販売した商品データの保管
・注文情報と商品データを紐づけたトレーサビリティのためのデータ保管
③商品の返品、交換
・返品、交換時もトレーサビリティを維持
過去のBtoBコラム含め、全4編にわたり“「EC-RiderB2B」の外部システム連携”について紹介させて頂きました。
「EC-RiderB2B」はBtoBで必要と思われる機能を標準でもっているという強みに加え、お客様のご要望に応じてカスタマイズすることで、現状の課題を解決へ導き、業務効率化も実現可能です。
まずは相談ベースでも構いません!お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせは“こちら”からどうぞ!