過去、「EC-RiderB2B」の機能について、
「BtoBのビジネスモデルは難しい」、
「BtoBでは“欠品・注残対応”は欠かせない!」
「オリジナリティ溢れる見積りも“EC-RiderB2B”で実現可能!」
「出荷の効率化も “EC-RiderB2B” で実現可能!」をご紹介してきました。
今回は、自社の基幹システムや在庫管理ツールと「BtoB ECサイト(EC-RiderB2B)」の間で在庫連携を行っている企業様にご活用いただいている “在庫管理機能”についてご紹介させていただきます!
その前に…実は「EC-RiderB2B」で在庫を管理することもできるのです!!
最初に「EC-RiderB2B」の標準機能で実現できる在庫管理機能について紹介します。
- 商品SKU毎で在庫を管理できる
- サプライヤー(仕入先や倉庫)毎で在庫を管理できる
- 入庫・出庫もしくは棚卸(=洗い替え)をすることができる
- 商品SKU毎で在庫を管理しないこともできる
※企業様によっては、 “需要<供給”が成り立ち、例えば、受注した段階で在庫が無くても、翌日には入庫が可能といったケースがありますので、“在庫を管理しない”という機能も標準で具備しております
在庫管理でお客様のご要望が最も多いのは、「基幹システムで在庫管理をしているので、基幹システムの在庫とBtoB
ECサイトの在庫を連携したい」というカスタマイズです。
以下に「EC-RiderB2B」の標準機能で実現できる基幹システムの在庫との連携(手動※1)について紹介します。
① 基幹システムから在庫情報をCSV形式で出力し、「EC-RiderB2B」に出力したCSVデータ※2を取り込みます
④「EC-RiderB2B」から注文情報をCSV形式で出力し、基幹システムへ出力したCSVデータを取り込みます
⑤ 基幹システムから出荷情報をCSV形式で出力し、「EC-RiderB2B」に出力したCSVデータを取り込みます
※1:定時バッチを組んで自動化する場合はカスタマイズ対応となります
※2:ECRの定型フォーマットでの出力・取込は標準機能となりますが、お客様のご要望に合わせたフォーマットでの出力・取込はカスタマイズ対応となります
続きまして、弊社お客様の事例の中に在庫管理ツールを利用しているケースがありますので紹介します。
楽天などのモールに加え、自社ECサイトなど複数サイトと”在庫の一元管理”を実現している実績となります。
<事例1>
ご要望:「EC-RiderB2B」を利用した自社サイトの販売だけではなく、楽天モールでも商品を販売したいので、複数サイトで在庫の一元管理できる“ネクストエンジン※3”を採用したい
※3:複数のネットショップの商品、在庫、受注を一元管理するツール
◎ネクストエンジンの機能を参考に記載します
・ネクストエンジンは注文内容をメールで読み込むことで在庫を更新している
・メールを読み込むために専用のメールフォーマットが用意されている
・ネクストエンジンは楽天モールとの自動連携を標準機能で対応している
・ネクストエンジンはAPI連携が可能である
そこで上記の要望に対して、以下のカスタマイズを行いました。
カスタマイズ①:「EC-RiderB2B」からネクストエンジンに飛ばす注文メールのフォーマットをネクストエンジン専用のフォーマットとした
カスタマイズ②:ネクストエンジンとAPI連携で最新の在庫情報を連携できるようにした
<事例2>
「EC-RiderB2B」が管理している情報をCSV出力するという標準機能を基に“お客様のご要望に合わせたCSVフォーマットに合わせる”カスタマイズを加え、基幹システムなど外部システムの改修を最小限にし、連携を実現しています。
事例の他にも、HULFT※4連携の実績もございます。
※4:企業内や企業間の業務システムを接続し、日常のシステム運用で発生するデータ連携を自動化するファイル転送ソフト
外部システムとの連携は在庫連携に限らず、決済代行会社との連携や、倉庫管理システム(WMS)連携の実績もございますので、引き続き、本サイトのBtoB ECコラムで紹介させて頂きます。
「EC-RiderB2B」をカスタマイズすることで、様々な外部システムとの連携を実現することができます。
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