クローズドサイトとセミクローズドサイト
ECサイトの公開方式は、大きく三つのパターンに分類することができます。
1. フルオープンサイト
2. セミクローズド(半クローズド)サイト
3. クローズドサイト
1 のフルオープンサイトは、訪問者からのアクセスを一切制限することなく、誰でも、どのページでも自由にアクセス可能とする方式で作られたサイトです。一般消費者向けのB2Cサイトや企業のコーポレートサイト(公式ホームページ)などは、この方式で作成されることが多いといえます。
2 セミクローズド(半クローズド)サイトは、一般の訪問者にはサイトの一部分を限定的に公開し、商品の詳細情報(価格や販売条件など)は登録済みの会員のみに公開するような方式です。たとえば、トップページや会社概要、サービス案内などのページだけを一般公開し、商品の詳細情報や販売ページは登録会員のみに公開する、といった作り方があります。
3のクローズドサイトは、一般の訪問者からのアクセスは完全にブロックし、登録済みの会員のみにサイトを公開する方式で作られたサイトです。サイトの入り口にログインフォームを設け、ログインして初めてサイト上のコンテンツにアクセスできるようになります。
B2Bサイトとクローズドサイト/セミクローズドサイト
B2B向けのECサイトは、下記のような事情により、多くの場合 2 のセミクローズドサイトや 3 のクローズドサイトとして構築されます。
・事前に審査を行い、与信に通った企業とだけ取引したい
・商品の販売価格(卸価格/下代)を一般消費者には非公開としたい
このため、B2B向けのECサイト構築用ツールの選定にあたっては、クローズドサイト・セミクローズドサイト(半クローズドサイト)の運用が可能かどうかが、大きなポイントとなります。
EC-Rider B2Bによるクローズドサイト・セミクローズドサイトの構築・運用
EC-Rider B2Bでは、フロントサイト・テンプレートを切り替えることにより、フルオープンサイト、クローズドサイト、セミクローズドサイトのいずれの方式のB2Bサイトも構築・運用していただけます。
また、フロントサイト・テンプレートのカスタマイズにより、貴社のご要件にあわせてサイト公開方法を柔軟に変更することも可能です。