前回、「倉庫・運送業の事例」をご紹介しました。
今回は、近年増加傾向にあるサブスクリプション※1形態で提供するサービスを弊社製品「EC-RiderB2B」でWeb化することに成功した事例を紹介させていただきます。
※1.サブスクリプションとは、商品やサービスを毎回ユーザに注文(購入)してもらうのではなく、一定期間毎に自動で注文を受け付けるビジネスモデルのこと。
サブスクリプション形態で提供する商品は、“ソフトウェア(ライセンス)”のようなダウンロードして利用する形式が多く、月単位あるいは年単位で契約して料金を支払うと、その期間は利用できるといったサービス形態になります。
<背景・ご要望>
ご相談いただいたクライアントは、医療機関向けに専門性の高いソフトウェアをパソコンにインストールして提供していました。昨今、時代の変化に伴い、エンドユーザ自らインターネット上からダウンロードして利用するモデルを販売する競合他社が台頭してきたため、クライアントも同様のビジネスモデルを始めるため、販売サイト(ECサイト)を構築したい。とのことでした。
<構築するシステムの概要>
<EC-RiderB2Bのカスタマイズポイント>
①ソフトウェア・ダウンロード
ソフトウェアをダウンロードできるようにしました
②契約申込
注文を“契約申込”に置き換えて、ライセンス発行できるようにカスタマイズしました
③契約管理
注文履歴を“契約情報”に置き換えて、契約管理できるようにカスタマイズしました
<本事例の特徴>
・サブスクリプションの契約管理の顧客窓口を「EC-RiderB2B」で担当
「EC-RiderB2B」では、契約申込と契約内容参照(契約書のダウンロード)、契約内容変更および解約を対応範囲とし、実際のソフトウェアのコントロールは、該当ソフトウェアの管理システムで行っています。
・配送を伴う商品のみでなく、ソフトウェアのような無形な商品も取り扱い可能
ECサイト構築システムでは“受注~出荷”までを管理する有形な商品を取り扱うことがほとんどなので、無形な商品を取り扱っている企業様はECサイト構築システムでのWeb化を範疇外と思いがちですが、「EC-RiderB2B」ではカスタマイズにより対応可能です。
今回はサブスクリプションのWeb化に成功した事例を紹介させて頂きましたが、「EC-RiderB2B」はクライアントのご要望に応じて柔軟なカスタマイズを得意としていますので、サービス形態にとらわれずにWeb化することが可能です。
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