BtoBの世界におけるo2oについて考える

o2o (オンライン・トゥ・オフライン)とは

昨今、Eコマース業界周辺でホットなキーワードの一つに o2o (オーツーオー)があります。
o2o はOnline to Off-line(オンライン・トゥ・オフライン)を略したもので、Wikipedia では次のように定義されています。

■Wikipedia:オンライン・ツー・オフライン
オンライン・ツー・オフラインとは、インターネットなどのオンラインから店舗などのオフラインへ消費者を呼び込む施策。o2o、O to O、On2Offなどと略される。

o2oの一例として、商品を買う前に比較サイトなどで価格を調べて購入する店を選んだり、Webサイト上でクーポンを発行して実店舗への来店を促したり、といった事が挙げられます。

BtoBにおけるo2o

さて、現状、o2oはどちらかといえばBtoC(Business to Consumer / 企業対一般消費者の取引)の世界で盛り上がりを見せていますが、今後はBtoBの世界でも、こうした動きが活発になっていく事が予想されます。

BtoBにおけるo2oの具体的な施策としては、どんなものが考えられるでしょう?
一般によく言われているのは、製品展示会などにおけるWebサイトの活用、です。たとえば、展示会に来場する見込顧客に対して事前にWebサイト上から商談予約をもらう、というのも一種のo2oと言えるでしょう。

営業マンが持ち歩くカタログをWebサイト上に掲載し、客先でiPadなどのタブレットを使ってプレゼンをするのも、広い意味ではBtoBの世界におけるo2o施策ととらえることができるかもしれません。タブレット上でお見せした商品を同じ画面からすぐに発注することができれば、受発注にかかる手間は大幅に削減できるでしょう。電話やFAXなどで受注する場合に比べて、人的ミスによる誤発注も減らすことができそうです。

消費者を呼び込む、という観点からは少々ズレますが、BtoB向けのECサイトにFAX受注の取り込み機能を繋げたり、倉庫管理やPOSシステムなどと連動させるような展開も、オンラインとオフラインの連携という意味では非常に面白い取組みです。

今後、BtoBの世界にどのような流れが起こってくるか、注意深く観察していきたいと思います。

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