前回の投稿で「“EC-RiderB2B”のFAXシステム連携」にて実績があった“FaximoSilver”をご紹介しました。
今回は、様々なFAXシステムについて比較調査してみましたので、その結果を筆者目線でご紹介させていただきます。
FAXシステムは大別すると機能として2つのパターンに分かれます。
①FAXから送信された文書を電子データ化してPCに送る
②PCから送付した電子データを文書化してFAXに送信する
1つ目(①)は、下図のように“FAXを取り込み、電子データ(PDF等)に変換する”といったパターンです。
以下表に、取込パターンを実現できるFAXシステムを調査比較してみました。
FAXシステム名 | 初期費用 | 月額利用料 | 特徴 |
eFax | 1,100円 | 1,980円~ | 全国すべての都道府県の市外局番をカバーしている |
BizFAXスマートキャスト | 問い合わせ | 問い合わせ | 大量送信だけではなく、大量受信にも強い |
まいと~く | 問い合わせ | 問い合わせ | オンプレミス、クラウド環境のどちらでも運用できる |
2つ目(②)は、下図のように“電子データ(PDF等)、CSVデータを取り込み、Fax機に送信する”といったパターンです。
以下表に、出力パターンを実現できるFAXシステムを調査比較してみました。
FAXシステム名 | 初期費用 | 月額利用料 | 特徴 |
FaximoSilver | 2,000円 | 940円~ | 様々なシステム接続方法を提供している |
FNX e-帳票FAXサービス | 0円 | 10,000円~ | 様々な帳票システムやアプリケーション、ソフトウェアと連携できる |
AUTO帳票EX | 問い合わせ | 問い合わせ | 豊富な接続インターフェイスでシステム改修の負担を軽減できる |
eFax | 1,100円 | 1,980円~ | 全国すべての都道府県の市外局番をカバーしている |
BizFAXスマートキャスト | 問い合わせ | 問い合わせ | 大量送信だけではなく、大量受信にも強い |
まいと~く | 問い合わせ | 問い合わせ | オンプレミス、クラウド環境のどちらでも運用できる |
比較表をみて頂くとお気づきかと思いますが、『eFax、BizFAXスマートキャスト、まいと~く』に関しては、2パターンの機能を備えており、今ではそういったFAXシステムが増えております。
一方で、“FAXを取り込み、電子データ(PDF等)に変換する”取込パターンのみを機能としてもっているFAXシステムは少ないように思いますし、取込パターンのみを機能としてもっているFAXシステムを導入してもあまりメリットがないようにも思います。
筆者(「EC-RiderB2B」)目線になってしまい恐縮ですが、FAXを電子データ(PDF等)に変換しただけでは、基幹システムやECシステムに注文データとして自動で取り込むことはできないため、”文字データ”への変換が必要となります。つまり、OCRソリューションを介さなければ自動化は実現できません。
ただ、新型コロナウイルスの影響でテレワークといった働き方を導入せざるを得なくなったいま、出社しなくても電子データ(PDF等)でFAXの内容を確認できる“FAXシステム”は需要が高まったのではないかと思います。
そういった目的に加え、“FAX対応を自動化したい”、“自社の回線を利用したくない”、“多数の取引先に大量の書類を送付したい”といった要望があれば、FAXシステムの導入は業務効率化を図れるのではないでしょうか。
様々なFAXシステムを調査比較してみましたが、「EC-RiderB2B」はFAXシステム側に連携する口さえあれば、どんなFAXシステムでもカスタマイズにて連携が可能です。 まずは相談ベースでも構いません!お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせは “こちら”からどうぞ!