株式会社ナイガイ様は、1920年に創業した、日本で最初の本格的靴下メーカーです。
取引先は大企業から中小企業と幅広いが、小規模店や地方企業にもケアが行き届くよう、また顧客満足度向上と業務効率化、新規顧客獲得を目的にBtoB ECサイト構築する運びとなりました。そこで、採用いただいたのが企業間取引向けECサイト構築システム「EC-RiderB2B」です。
Case08 株式会社ナイガイ様 靴下&レッグウェアを販売するBtoB ECサイト
業種 | 製造・販売業 |
企業規模 | 大手企業 |
【導入前の課題・ご要望】
- BtoBサイトを最小限のコストで立ち上げたい。
- 得意先様毎によって、ライセンスブランド商品(販売に認可が必要なブランド)の閲覧・注文を制御したい。
- 物流倉庫でのピッキング作業を考慮し、出荷待ち(注文)データを社内フォーマットで出力したい。
- 将来的にマーケットプレイスを実現させたい。
【課題の解決手段】
考慮しなければならない要望を以下のカスタマイズにより解決することを提案しました。
- 得意先様毎によって、ライセンスブランド商品の閲覧・注文を制御(上図②※1)
- 出荷待ち(注文)データを社内フォーマットで出力(上図④※2)
- クレジットカード決済、コンビニ前払い決済、請求書後払い決済(PortiaPay)を導入
企業間取引向けECサイト構築サービス「EC-RiderB2B」は、BtoB向けECサイトを構築するための基本的な機能は標準で具備しているため、カスタマイズ部分は少なく、コストを抑えてサイトを構築することが出来ました。
カットオーバー後、大きなカスタマイズを追加することなく、4年1か月間使い続けていただいております。
株式会社ナイガイ様にインタビューさせていただきました!
Q1: 貴社がECサイトを導入した背景を教えてください。
全国各地の専門店を営業マンが回るには効率が悪く、新規取引開始の際は売買契約の締結や与信調査等の手間と時間がかかっていました。また、FAXや電話注文への対応にも人手を取られていました。そこで、ECサイトを構築すれば、“全国各地に弊社の商品を効率よく届けることができる”“簡単に新規取引を開始することができる”と考え、まずは小規模な小売店を対象とし、スタートする運びとなったのがきっかけです。
Q2: EC-RiderB2Bおよび弊社を選択していただいた時の決め手となったことを教えてください。
標準機能で店舗毎に掛け率を設定できる点と、システムの使い勝手が良かった点が大きな決め手です。
また、決済方法に掛売決済(Portia Pay)が利用できる点も考慮しました。
Q3: EC-RiderB2Bは貴社にとって、どんな役割を担っていますか? また、お役に立てているでしょうか?
“営業の代わりに卸ビジネスの促進が出来るBtoB ECサイト”という役割を担っています。
弊社では、ゆくゆくは取引させていただいている専門店関連全てをBtoB ECサイトに移行したいと思っているので、もっとBtoB ECサイトの対象得意先を広げていけるように社内で取り組んでいます。
ネット卸に関する知見がなく、何も分からない状態からのスタートだったので、社内的にとても大変でしたが、イーシー・ライダー様の使いやすいプラットフォームを使用することで、スムーズにスタートすることができました。
Q4: EC-RiderB2Bおよび弊社のダメなところ、ここ(機能)をもう少し改善して欲しいという点があれば教えてください。
商品カテゴリー毎の売上分析や、店舗毎の売上状況を把握するため、販売実績集計機能・分析機能が標準機能であれば良いなと思います。
Q5: 弊社またはEC-RiderB2Bとのお付き合いの中で、印象的なエピソードがあれば教えてください。
カットオーバーまでの手厚いサポートが一番印象的な思い出です。
弊社の物流倉庫がある兵庫県三田市まで同行してくださり、一緒に仕様を確定するために現調していただいたことや、フロントサイトの構築を支援していただいたことなど、不安であったプロジェクトでしたが、イーシー・ライダー様のサポートで安心して進行することができました。
Q6: 貴部署の今後の展望とEC-RiderB2Bまたは弊社に期待することがあれば教えてください。
モール型として利用できる機能がEC-RiderB2Bには標準機能であるので、他の企業とも協力してECサイトを運営することが出来れば、お取引先様との相乗効果で客数や客層も広げていけると思うので、取り組んでいきたいと思っております。